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「ゆっくり にっこり」

すっごくツボな絵本を見つけてしまいました。

ゆっくり にっこり」。詩人の木島始さんが文を担当し、今をときめく荒井良二さんが絵を担当。

「いつも ひっこしを してるのは だれかなあ?」
「だれかな だれかな? そんなひっこし あるかなあ?」
「わかった と アヤメちゃんは おもいました」

さすが詩人の書く文章。とてもリズミカルで、外しのある、独特の文体がクセになります。


絵も文章も今風のヘタウマ系で、はじめはなんだコリャって感じだったのですが、幼稚園にあったんだから間違いない、と(絵本に詳しい園長がかなり厳選している)。繰り返し読んでいたら、はまりました。アヤメちゃんの愛らしさに、つい顔がほころんでしまう。

何度も読むうちに、子どもって確かにこういう言葉遣いするよな、と実は練りに練った文体であることにも気づきます。先日のPENに載っていた「はっぴぃさん」も読んでみたくなりました。

小学校入学をひかえ、ドキドキしているお子さんに、ぜひ読んであげてください。もちろん、それ以外の方にもオススメよ。



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